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脇雅昭(よんなな会・主催)後半|tochigi gene
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tochigigene

日本もいいぞ!

栃木県

現代の共助システムとなる場

都市と田舎の血の繋がり

                                                   

昔は、子だくさんな家庭も多かった。長男が「地元」で、その下の子達は「都市」に出稼ぎにでる、この場合、地方と田舎に「血の繋がり」があったという見方もできます。

現代は1人っ子か2人兄弟の家庭が多い。親が年老いて死んでいくと、都市と田舎の繋がりがいよいよやばい。

それに対して、血のつながりではない、人と人との関係性をちゃんと紡いでいかないと、分断されていくんじゃないかと懸念しています。※じゃあ、分断が悪いのか?という議論もありますが。

自助・共助・公助

 

行政からすると、コミュニティをつくっていくというはすごく大切な事。「自助・共助・公助」があって、自分で解決できない時に、共助がない場合は、公助しかなくなってしまいます。「自分ではできない=自治体がやってくれるんでしょ?」ってなっちゃう訳です。

公助に関しても「すぐ出てくる」訳ではないんです。なぜなら、皆の税金から成り立つものなので。マクロでみると「欲しい、欲しい」という一方で、自分たちが苦しんでいく形になってしまいます。それってやばいですよね。

→そこに対して、脇さんは、公助としての公務員の可能性を高める(=税金を使う機能性を上げる)事に挑戦しつつ、共助としての「コミュニティ」を作る事にも挑戦しているという見方もできますね。

よんなな会 脇雅昭 よんなな会 tochigigene  栃木県 公務員

会える公務員

 

まだ思考中ですが、AKBみたく「会える公務員」をどうつくっていくかって大切だと思います。人って実際に会う事で、当然ですがイメージが膨らむ。そうすると「公務員ってこういう人なんだ」じゃあ、「一緒にどうしていけばいいのか?」「何が出来るかな?」って考えていけるんじゃないかと。

実現に向けては、公務員と一般の方、双方の「姿勢」が鍵になると考えています。一般の方に対して「批判しかしない人」「無理だと思考停止している人」が対応しても「結局、聞いてもらえない」ってなるし。公務員に対して、「一方的なお願いをするだけの人」も違う、それぞれが「できる事」を話し合えることが重要です。

まずは「自分にできる事は何か?」って考えられる人でないと成り立たない。そのうえで、「これってコミュニティーで解決?公で解決?」というのをスムーズに議論できる機会を作っていけたら素晴らしいなと。批判でなく自分にできることを持ち合いながら、「一緒にやりましょう!」そういう空気感をつくりたいです。

→会社も含めた、あらゆる共同体の課題ですよね。仕組みが整っても、思考や姿勢が追いつかないと、その共同体を建設的に運営したり、発展させていく事は難しい。両方重要です。

難しいので、無理って諦めちゃう人も多いですが、諦めずに挑戦し続けている人達もいる。

新たな共助の形(現代流のソフトな繋がり)

 

昔はご近所づきあいがありました。相手が困っていたら「お互い様だから」といって助け合う「助け合いの精神」があったともいえます。

それは、個々の「繋がり」をもたなければ実現できない一面もあるので、それが「窮屈だ」と感じて、都会に行き「匿名化できる環境」を選ぶ人も増えていった。

現在は、再度、その「繋がり」や「助け合いの精神」に再度価値を見い出している人が増えてきている気がします。今やインターネットやSNSの進化で、一人一人がリアルで会わなくても繋がれる時代になりました。今までと比べて、もう少し「ソフト」な感じの付き合いが可能になってきたんです。

関係人口 脇雅昭 よんなな会 tochigigene  栃木県 公務員

この関係性は、「距離的な制約」がなく、ご近所っていう「場所の概念」もない。「人と人との距離感」で作れるんです。話したい時に距離が関係なく1秒で会話出来てしまう。

「こんな事で困ってる!」と相談すると「こんなやり方がいいんじゃないか」「こんなのできるよ」ってすぐに会話ができてしまう。

→実現できる環境があるのに、意識や習慣が追いつかず、活用できていないケースは多いかもしれませんね。今の環境を前提とした「発想」と「繋がり」を作っていきたいですね。

そうです!その場合、前例を見ていてもしょうがない。そのインフラが整って無かった時代の例なのだから。

今は、個人がむちゃくちゃ輝ける時代になった。大きな会社に入らなくても個人で活躍できるし、繋がれる。その繋がりの多さも可視化もされています。

Facebookで「あの人と友達なんだ」というのが安心に繋がったりもします。その人の「繋がりや信用」が見える化されている。いよいよ、個人が活躍できる時代なんです。※もちろん、無理に個で活動しろとは言っている訳ではありません。

このように僕らの時代は、せっかく誰もが情報を発信して「世界と繋がれる時代」なんだから、「想いがある人達が繋がり、行き来できる場所」があるって本当に大切な事だと思っています。

→「ツールの進化」と「人々の意識」の差を少なくする「なにか」を見出したいですね。

また、新たな時代になってから見えてくる重要点や注意点も追っていく。

⑨ 潜在価値の価値化 へつづく

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この記事を書いた人

石川智章

「栃木のしゅし」総合統括

県南エリア出身

ライフデザイン、WEBマーケティングの分野で実績を出し、都内ベンチャー企業の経営を歴任。親の闘病を機に栃木と東京の2拠点生活を開始。
「栃木の魅力を『住む視点』と『訪れる視点』から再発掘。人がイキイキできる仕組みを考えます!」
ライフデザイン、WEBマーケティングの分野で実績を出し、都内ベンチャー企業の経営を歴任。親の闘病を機に栃木と東京の2拠点生活を開始。
「栃木の魅力を『住む視点』と『訪れる視点』から再発掘。人がイキイキできる仕組みを考えます!」

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