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とちぎ秋祭り|けんらん豪華な人形山車が人々を魅了!
栃木県栃木市で2年に1度開催される「とちぎ秋まつり」に行ってきました!
「とちぎ秋まつり」とは
栃木県栃木市は「小江戸」と呼ばれ昔ながらの街並みが残る「蔵の街」として有名です。蔵の街を流れる巴波川を中心に、栃木市は江戸時代後期から江戸との舟運の宿場町として栄えました。
当時の豪快な旦那衆たちの心意気と巨万の富で作り上げた「とちぎ秋まつり」は2年に1度開催される栃木市最大のお祭りです。
1847年(明治7年)から始まり、華麗な彫刻と刺繍が施された人形山車が蔵の街を巡業。山車同士がお囃子を競う「ぶっつけ」は大迫力で圧巻!
夜は提燈が灯り、幻想的な夜空の下で太鼓と人々の歓声が鳴り響く。さらなが、江戸時代が蘇った感覚を得ます。
今年は、初めて幸来橋まで巡業し、来場客からは歓喜の声が溢れました!
「ぶっつけ」とは
最大の見どころと言えば、やはり「ぶっつけ」!
山車同士が出会うと提燈が舞い、威勢の良い掛け声が合図となってお囃子を競い合う行事です。
両者の意地と意地がぶつかり合うい、お囃子の調子を外した山車が道を譲ります。
まさに音のバトル!!
山車周辺は熱気と興奮の渦となり、大迫力です!
美しい蔵の街を歩く
栃木市は昔ながらの街並みが残る美しい街なので、楽しく練り歩くことができます。
【お囃子】
シャトルバスを降りてすぐに笛・太鼓が鳴り響きます。
「まつりだ!」と心が躍動。
蔵造りの建物が並ぶ中をお囃子に合わせて優雅に巡業。
小さな子供たちも「カッコイイー!すごーい!」と大声で喜んでいました♪
至る所で行事が開催されていました。
【和太鼓演奏】
栃木駅前にて和太鼓の演奏
力強い演奏は観客の心を魅了していました。
【小山高専サテライトキャンパス・写真展】
商家の佐藤家が明治初年(1868年)ごろに建てられた蔵。
「栃木障がい者の自立をめざす会」の写真展が開かれておりました。
【江戸からくり人形】
江戸時代のからくり人形の復元や制作をされる半屋弘蔵さんの人形実演も行われてました!!
現代では、からくり人形師は全国に数人ほどしかいないそうです。一体を仕上げるのに6ヵ月かかることも!子供達も興味深くお話を聞いてました。
とちぎ秋まつり実行委員長 「大栗利夫」さん(写真左)
大栗さん>「小江戸・蔵の街並みを巡業する絢爛豪華な人形山車をぜひ見てほしい。まつりを楽しみながら栃木市の歴史、伝統にも触れてもらいたい。」
と力強いお言葉を頂きました。
お忙しい中、撮影もさせて頂きありがとうございました!
まとめ
140年余り続く伝統の「とちぎ秋まつり」。蔵の街並みに加え、煌びやかな刺繍が施された絢爛豪華(けんらんごうか)な人形山車がとても印象的でした。
複数の山車が向き合いお囃子を競い合う「ぶっつけ」は、笛や太鼓が鳴り響き興奮と高揚感を与えてくれます!
活気と喜びが絡み合い、どこか懐かしいこの感覚は、人々の心を躍動させる不思議な状態でした。まるで江戸時代にタイムスリップしているかのような気持ちにさせてくれます。
まつり会場となる蔵の街大通り周辺では他にも「骨董市」「呑龍縁日(大道芸)」「菊花大会」なども開催され、栃木市駅周辺が大賑わいでした!
栃木市の色々な所で開催される行事を、街を風情を感じながら歩いて回るのがお勧めです。
ぜひ皆様もこの「興奮」と「幻想的な世界」と「魅力ある街並み」を間近で堪能してみてはいかがでしょうか!
【開催場所】 栃木県栃木市
とちぎ蔵の街大通り
【お問合わせ先】 栃木市産業振興部観光振興課
【URL】 https://www.tochigi-kankou.or.jp/event/akimatsuri
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この記事を書いた人
IKUO
リサーチ・ライティング担当
県南エリア出身
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