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たんさん(炭酸/重曹)まんじゅう|レシピ|とちぎのしょく
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たんさん(炭酸/重曹)まんじゅう|レシピ...

レシピ

名物食材

 

たんさんまんじゅう(重曹)

子どもの頃に春の農作業が一区切りついた時に、ごはんの代わりに食べたのが「たんさんまんじゅう」です。
朝から準備して、たんさんまんじゅうを大きなざるにいっぱい作ったのを覚えています。

今回紹介するレシピは、子どもたちと「昔のおやつ作り教室」用に考えたものです。
小学生でもあんこを包めるように皮は少し固めに作ります。 蒸しあがってふたを開けた時、子供達から「わあっ」と言う歓声があがったのが印象的です!

 

最近、道の駅などで良く見かける「たんさんまんじゅう」は、皮に「かぼちゃ」や「かき菜」を練り込み、柔らかく、しっとりと大変おいしく出来ています。

 

「たんさん」とは?

炭酸ではありません。重曹(たんさん)と書きます。

食品添加物の一種 主に、山菜のあく抜きや、煮豆を作る際に皮を柔らかく為に使われます。

 

<材料> 

 

※20個分

<あん> 
360g

<皮> 
——————————-
小麦粉  300g      
たんさん 小さじ2     
バーキングパウダー  小さじ2     
さとう   60g       
卵    1個     
水    80cc  
——————————-
 
おまんじゅう  1個あたり  

あん 20g 
皮  35g  

 

<作り方>

まず、手をよく洗いましょう。

1 先に、あんを1個20gづつに、丸めておきます。
2 「小麦粉」と「砂糖」「たんさん」「ベーキングパウダー」を良く混ぜ合わせる。
3 「たまご」と「水」をよく混ぜ合わせる。 
4 ボールに「上記2」と「上記3」を加えよく混ぜ、耳たぶ位のかたさに「こねる」 
5 上記4の生地を18等分する(1個35g) 
6 手粉をつけながら生地を丸くのばし、あん玉をのせ、下からつつみこむようにし伸ばしながら、皮をとじる。
7 蒸し器に、間をおいて、まんじゅうをならべ、10分くらい蒸す。

 

実践!!

まず、手をよく洗いましょう。

 

1 先に、あんを1個20gに丸めておきます。

2 「小麦粉」と「砂糖」「たんさん」「ベーキングパウダー」を良く混ぜ合わせる。

3 「たまご」と「水」をよく混ぜておく。

4 ボールに「上記2」と「上記3」を加えよく混ぜ、耳たぶ位のかたさに「こねる」 

5 上記4の生地を1個35gに分ける。 ※18個の生地をつくる。
縦に棒状に伸ばし2つに切る。

 

そこから、それぞれを3等分する。>更に3等分すると、18個でき、ちょうど2口サイズになります!

6 手粉をつけながら生地を丸くのばし、あん玉をのせ、下からつつみこむようにし伸ばしながら、皮をとじる。

※ポイント
まんじゅうを回しながら伸ばすといいです! とじたところを底にして、クッキングペーパーにのせる。

7 蒸し器に、間をおいて、まんじゅうをならべ、10分くらい蒸す。

完成!!!!!!

 

まとめ

昔は家庭で「小麦粉」も「小豆」も栽培している家がたくさんありました。
材料がそろっている点で、「たんさんまんじゅう」は簡単につくれる身近なおやつだったのです。
蒸したての、ふっくら感と、たんさん特有のいい香りは、最高です!

昔ならではの「そぼく」な味が現代では逆に珍しく、おいしく感じれるかもしれませんね。
自分たちで作るおやつは、調理の過程から楽しめます!一度お料理してみてはいかがでしょうか!

 

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この記事を書いた人

佐々木恵子

食担当|管理栄養士

県南エリア出身

学校給食の献立づくりや、食育の「栄養教諭」として37年間従事。親子お料理教室なども多数開催し、生徒数は数千人単位となる。その他、料理コンテストの審査員なども努める。
「栃木の料理をわかりやすく紹介していきます!」
学校給食の献立づくりや、食育の「栄養教諭」として37年間従事。親子お料理教室なども多数開催し、生徒数は数千人単位となる。その他、料理コンテストの審査員なども努める。
「栃木の料理をわかりやすく紹介していきます!」

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