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子どもたちの「食べる・遊ぶ・学ぶ・安心」を支える!|一般社団法人「栃木県若年者支援機構」とちぎのSocialGood

栃木県での素敵な活動を紹介する「とちぎのSocialGood」!
今回は宇都宮市戸祭を中心に「子どもの貧困対策事業」に取り組む「一般社団法人 栃木県若年者支援機構」さんをご紹介します!
回答者のプロフィール
栃木県宇都宮市戸祭を中心に活動する「一般社団法人栃木県若年者支援機構」のスタッフで、 こども支援拠点「キッズハウス・いろどり」を担当している、荻野友香里と申します!
活動内容
こども支援拠点「キッズハウス・いろどり」を運営しています!
子どもたちの「食べる・遊ぶ・学ぶ・安心」をワンストップで支える、こども支援拠点として「キッズハウス・いろどり」を2018年8月にスタートしました。
具体的な活動内容を教えてください!
月曜日、子ども食堂。
火曜日、外国にルーツを持つ子どもの日本語教室。
水曜日、こどもの居場所(小学生)
木曜日、こどもの居場所(中学生)
・・・というふうに、曜日ごとに異なるプログラムを行い、多様化する子どもたちの課題に少しでも応えていけるよう活動しています!

月曜日の子ども食堂は、誰でも来られる場所にすることで、支援の入り口の役割を果たしています!
いじめや不登校、複雑な家庭環境、生活困窮など、様々な困難を抱える子どもたちも、スタッフやボランティアの大人たちと一緒に遊んだり話したり、好きなことをして「いろどり」での時間を過ごしています。
また、学校やスクールソーシャルワーカーとも連携しながら、できる限り一人ひとりに寄り添った支援を行っています。
活動への想い
子どもたちに、お腹いっぱい食べさせてあげたい!
2010年から学習支援を中心とした子ども支援を行ってきましたが、2015年に宇都宮市から、生活困窮世帯を対象とした学習支援事業を委託して以降、関わる子どもの幅も広がってきました。
子どもたちとの会話の中で「ご飯を食べていない」「いつも一人で食べている」「今日はおにぎり1個だけ」・・・そんな声を耳にするたびに、「まずは子どもたちに、お腹いっぱいの温かいご飯を食べさせてあげたい!」そう思うようになったんです。

そして、2016年に「昭和こども食堂」をスタート!食事を通して居場所づくりを行ってきました。
ご飯を食べて安心感を得た子どもたちは、少しずつ心を開くようになり、私たちに甘えたり、本音を口にしたりしてくれるようになってきました。
こうした場所の必要性を再認識すると同時に、更なる子ども支援の強化の必要性を感じ、新たに一軒家を借り「キッズハウス・いろどり」をスタートさせたんです!
現状の課題
この事業を持続可能な活動にするために、年間400万円の活動資金が必要になっています。
「いろどり」ができたことで、「行く場所」「安心できる場所」「居場所」ができた子どもたちがたくさんいます。
これからも「いろどり」を必要とする子どもたちのために、活動を続けていくことが大切だと考えています。

今後の展望
「いろどり」は、まだまだ始まったばかりの場所であり、こうした民間の場所は県内外を見てもあまり多くはありません。
私たちはここで、できる限り多くの子どもたちに真剣に寄り添い、支えていきます。
また、今後は更に官民連携した子ども支援が必要だと考えています。子ども食堂や、子どもの居場所のような活動が、県内でさらに広がっていくよう、全体の発展に貢献していきます!
参加・寄付の情報
◆「キッズハウス・いろどり」では、一緒に活動をして下さるボランティアさんを募集しております!
調理や子どもの遊び相手、話し相手、お弁当配達など、月一回から無理なく始めていただけます。
◆年間を通して、ご寄付・お野菜やお菓子のご提供を受け付けております!
活動に興味を持っていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひ温かいご協力をよろしくお願いいたします。
団体の基本情報
団体名 一般社団法人 栃木県若年者支援機構
活動ジャンル・テーマ
活動エリア 栃木県宇都宮市戸祭
住所
創立年
電話番号028-622-2212
スタッフの数
メールアドレスOishii@tochigi-yso.org
URL https://syowa-kodomo.jimdo.com/
編集部コメント
ひきこもり・ニート・いじめや貧困といった様々な困難を抱える子どもと若者へ、学ぶ機会と働く機会の提供を行っている栃木県若年者支援機構さん。
その幅広い取り組みの中から、子どもの貧困にアプローチしている、キッズハウス・いろどりについてご紹介いただきました。 少子化がすすんでいるこの日本で、子どもたちの健やかな成長は、未来へつながる重要なテーマです。
栃木県内でもここ数年、各地域に「こども食堂」などの拠点が生まれており、子どもの支援は広がりを見せていますが、まだまだ十分とは言えません。 地域ぐるみで子どもたちを支えていく。そんな日常に向けて活動を続けているキッズハウス「いろどり」さんは、要チェックです!
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この記事を書いた人
とちぎのしゅし 編集部
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