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シモツケ大サーカス「動き出した栃木の飲食店経営者たち」
新型コロナウィルスが原因で「気軽に飲食店に行けない!」「ちょっと遠くのお店へ行きづらい!」そう感じている方は、たくさんいらっしゃるのはないでしょうか?
それは飲食店にとっても「お客様がお店に訪れづらくなっている」という、大きな課題になっています。
前年比の「来店数や売上」が激減している飲食店が多く、お店を閉める決断をした経営者もいらっしゃるくらい、深刻な社会問題になっています。
シモツケ大サーカス
そんな中、新型コロナ感染拡大で直面している危機に対して、3人の飲食店経営者がプロジェクトを立ち上げました。その名も「シモツケ大サーカス」!!

動き出した飲食店の経営者たち
発起人は、伊澤氏(伊澤いちご園・ラーペロンツァ)・松本氏(ザ・スタンダード・ベイカーズ)・田村氏(源天グループ)の3経営者。
具体的には、それぞれのお店の商品を運び、それぞれのお店で販売するというアイディア。人が動けないのなら、商品を移動させようという案だ。
第一弾として、下野市のイタリアンレストラン「ラーペロンツァ」で、大谷町の「ザ・スタンダード・ベイカーズ」のパンを販売するという試みが実行された。
「気になっていたお店の商品が、近くのお店にやってくる!」、まさに「サーカス」を体現しているプロジェクト。

発起人の一人、伊澤氏のコメント
『第一弾は5月20日~24日に実施しました。想像以上の反響をいただき、お客様に喜んでいただけて良かったです!』
『コロナで飲食業界全体がピンチを迎えており、我々も例外ではありません。
テイクアウトは早々に対応を始めましたが、現在進行形で続く未体験の問題に対して、悲観するだけでなく、改善していくアイディアを考え続けました。
繋がりの深い栃木の飲食店仲間とオンラインで協議し、このアイディアが具体化していきました。こんな状況だからこそ、信頼し合う仲間の「繋がり」を活かし合って、プロジェクトを展開していきます!』

話を聞いて持ったイメージは、おもしろセレクトショップ!
素敵な点は、問題に対して思考停止して悲観と批判するのではなく、考え続けていること。もう一つは、地域や企業の垣根を超えた飲食店の繋がりが、新たな仕組みを作っている点。
お客様にもお店同士にも「WIN・WIN・WIN」で「助け合いと相乗効果を内包した卸販売の仕組み」を作った印象です。
現在は天源グループさんで各店のパンとジェラートが期間限定で販売されています。今後の展開も企画している様なので、とても楽しみですね!
彼らの「姿勢」や「取り組み」が、様々な飲食店の「新たな取り組み」や「問題解決」に繋がればGoodな流れだと感じました。
「飲食店もいいぞ!」
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この記事を書いた人
とちぎのしゅし 編集部
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