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日本を代表する将軍を祀る「日光東照宮」
栃木県日光市にある神社「日光東照宮」は日本を代表する世界遺産のひとつです。
人気の秘訣は、江戸幕府を作り長きにわたり日本を治めた将軍「徳川家康」を祀る神社である事。また、パワースポットとしても有名で、男体山からのエネルギーと女峰山からのエネルギーが交わる龍穴であると言われています。
その建物のきらびやかさと芸術性も注目されており、建築当時は全国各地から宮大工が招集され彫られた彫刻も必見!国宝8棟、重要文化財34棟を含む様々な建築物が国内・海外の観光客を魅了しています。
※平成25年から40年ぶりの「平成の大修理」を行っており、平成29年3月10日に「陽明門」の竣功式を迎えます!
・日本最大級の9mの石鳥居
福岡県の黒田長政功によって奉納。
・五重塔
福井県の酒井忠勝公によって奉納。
・警備員さんと同じくらい警備してる仁王像(表門)
・平和の象徴とされる動物の木彫像
見ざる言わざる聞かざる
その意味に関する説は複数あり。一つは「自分に都合の悪い事や、人の欠点や過ちなどに関して、なるべく、見ない・言わない・聞かない・方がよい」という説。二つ目は、中国の思想家である孔子の言葉である「礼節にそむく事に注目してはいけない。礼節にそむく事に耳を傾けてはいけない。礼節にそむく事を言ってはいけない。礼節にそむく事を行ってはいけない」が由来だいう説。さらに、世界の各大陸に、三猿のことわざに類似した言葉がある様なので、皆様も調べてみても面白そうですね!
ねむりねこ
意味に関しての説は2つあり。一つ目は、この彫刻の裏側に雀の彫刻がある事から、平和を表していると言われている。2つ目は、猫が踏ん張っているようにも見える点で、いつでも身動きが取れるように準備しているとも言われている。
廻廊(かいろう)
日本最大級の花鳥が彫られている。(陽明門の左右)
※この彫刻は、個人的にはとても繊細に作られている様に感じ、時間が許されるならもっと長時間みていたかったという感想です。
・陽明門
陽明門は40年ぶりの平成の大改修が完了し、平成29年3月10日に竣功式が執行されます。
その通路の天井には2匹の龍が描かれています。この絵には複製の歴史があり、元の絵は狩野探幽が書いたと言われており、その後、羽石光司(昭和の大修理)、澤田了司(平成の大修理)と複製されています。
昇り竜
降り竜
・日光東照宮のはじまり
家康が遺言にて記した「一周忌が過ぎたならば、日光山に小さな堂を建てて勧請し、神として祀ること。そして、八州の鎮守となろう」という文がきっかけとなっている様です。徳川家康は現在の静岡県で死去したと言われており。家康の遺言をもとに、遺骨は静岡県の久能山に、分霊を栃木県の日光にという形になった様です。その後、1周忌に還座際がおこなわれたと言われています。
本殿の中は撮影禁止の為、写真はございません。とても神秘的で記者としては一番、感動しました。是非、ご自身で体感してください!
・徳川家光
現在ある建物の多くは、寛永13年に徳川家光が寛永の大造替をおこない、建て替えられたものです。
※こんなに豪華な建物にしたという事は、家光様はおじいちゃん大好きっ子だったのかもしれません。
日光東照宮ホームページ https://www.toshogu.jp/
327-1431
日光市山内2301
0288-54-0560
・アクセス
まとめ
日光東照宮は、日本に多大なる影響を与えた人物。将軍徳川家康が祀られる神社。
日本の泰平を築いた家康様はどんな人だったのでしょうか。また、こられの美しい建造物はどの様に建てられたのでしょうか。
家康さまや家光さまの「想い」と、建築時に躍進した宮大工達の「エネルギー」を感じれるかもしれません。
将軍への参拝。造物の芸術性。名高いパワースポット。
日本に住む方も、日本へ訪れる方も、1度は足を運ばれてみてはいかがでしょうか!
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この記事を書いた人
石川智章
「栃木のしゅし」総合統括
県南エリア出身
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