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「トイレトレーニング」問題|いつもありがとう!お母さん通信
みなさんこんにちは。
同じお母さんたちの「子育ての悩み」や「その解決方法」「アイデア」を共有できる場として連載しているこの企画。今回は、「トイレトレーニング」問題について取り上げたいと思います!
今回も子育て教育系の情報サイト・紙おむつメーカーなどの育児用品サイトなどで「トイレトレーニング」についての情報をリサーチしましたので、これからお子さんの「トイレトレーニング」を予定している方々の参考になれば嬉しいです。
目次
子どもの心身の発達状態がスタートの目安
お子さんが3歳から保育園や幼稚園に通い始めるタイミングで、「入園までにオムツをはずしたい!」と考えるお母さんが多いのではないでしょうか?
今回リサーチしてみたところ、日本では2歳後半〜3歳くらいの時期にトイレトレーニングを開始するお宅が多いそうです。
「◯歳までにオムツを外さなければいけない」という決まりはなくて、その子の心身の発達状況に合わせてトイレトレーニングを開始するのがポイントのようですよ!
では、具体的にトレーニングを始めどきの目安をご紹介します。
①トイレまで歩いて行ける・補助便座やオマルに座っていることができる
トイレまで歩いて行って、服を脱いで、補助便座やオマルに座って、終わったあとに服を着てから戻ってくる。このトイレに関する一連の動作ができるかどうか?
服を脱ぐ、パンツを履くなどは、まだまだお母さんがお手伝いしてあげる必要はあるかもしれませんが、「歩く・座る」などの身体的機能が発達していることがまず一つ大きな目安になるそうです!
②自分の意思をしっかりと伝えられる
子どもが「トイレに行きたい!」という意思表示を言葉や身振り手振りでできることが目安になるようです。
具体的には「二語文」と言って、「ママ だっこ」「うんち でた」など、二つの単語を合わせた文章でお話しできるようになっていると、トイレに行きたいときのお母さんとの意思疎通もスムーズですよね。
③オシッコの間隔が2時間くらいあく
1〜2歳のうちは、膀胱にオシッコがたまると反射的に出てしまい、それが3歳くらいになると、膀胱に溜めて、徐々に時間をおいて出すことができるようになるんだそうです。
一度オシッコをして次にオシッコをするまでの時間の間隔が、少なくとも1時間半以上。だいたい2時間くらいになることが目安だそうです。
心身の発達状態以外でのポイントは?
続いては、子どもの心身の発達状態以外でトイレトレーニングを始める目安にすること、ポイントなどをご紹介します。
①家族に心身の余裕があることが大事
例えば、下の子が生まれたばかりのお母さん、お仕事の勤務スタイルが変わったばかりのお父さんなど。「ちょうどいま余裕ないかも!!」というタイミングの場合は、開始時期をもう少し先に伸ばしてもいいかもしれませんね。
トイレトレーニングは子ども一人で頑張るわけではありません。家族でフォローし合ってチャレンジすることですから、トイレトレーニングにじっくり付き合うための時間、精神的余裕がある時期におこなうほうが良いそうです。
②春から夏の時期がオススメ
冬場の寒いときは膀胱が小さくなり、オシッコの間隔が短くなるんだそうです。逆に春〜夏のあたたかい季節は、膀胱が膨らみやすくオシッコの間隔が長くなるため、寒い時期よりもトレーニングに向いているそうです。
また、春〜夏は服装が薄着になりますから、トイレの際の脱ぎ着がラク!それに、もし失敗しちゃったとしても、洗濯物もすぐ乾くから、お母さんの負担も少なくて済みそうです。
はじめようトイレトレーニング。その前の準備!
では次に、トイレトレーニングを始める前に、準備しておくといい物をリサーチしましたのでご紹介いたします。
①「トイレ」について予習しておこう!
トイレのこと、ウンチやオシッコを題材にした絵本、動画などを一緒に見て、「トイレはこんなふうに使うよ」「トイレでオシッコできるとカッコイイね」など、トイレについて子どもに伝えておくと、スムーズにトレーニングにつなげることができるそうです。
また、家族がトイレに行き排泄が終わったあと、子どもにトイレの水を流すレバーやボタンを押してもらうのも一つのアイデア。一緒にオシッコ(ウンチ)に「バイバイ!」すると、トイレの興味につながるのだとか。
②「排泄」について予習しておこう!
こちらも絵本や動画などが役立ちます。食べたり飲んだりしたものが、体の外へ出るまでのストーリーなどで楽しくお勉強しましょう!
また、オシッコやウンチが、どのように出るのかを実際に見せてあげるのもいいそうです。「オシッコはこうやって出るんだ〜」と理解し、トレーニングへ進むキッカケになることもあるのだとか。
お兄さん、お姉ちゃん、親が見せてあげてもいいですし、ぬいぐるみや、お人形を使って「こんなふうにオシッコは出るんだよ」と排泄について教えてあげるのもよいそうです。
③補助便座・オマルの準備
子どもがトイレで排泄をする際に、補助便座やオマルがあると便利です。これは各ご家庭の生活様式・お子さんの性別、好みなどで、どちらが良いかを考えた方が良さそうです。
例えば、トイレの場所がリビングから遠く、廊下の一番奥にあるという場合は、リビングに少し近い場所にオマルを置いてもいいかもしれません。
わが家の場合は、子どもが男の子なので、オシッコは立ってする練習をしました。そして「便座に座る=ウンチ」だったので「座るタイプ」の補助便座をチョイスしました。
④明るく清潔なトイレにする
子どもにとって「トイレのイメージ」を良いものにしておくことが大切だそうです!
私が子供の頃のトイレは、家の奥の方にあったり、なんとなく昼間でも薄暗く、怖い印象だったような気がします。(しかも水洗トイレじゃなかった…)「一人でトイレに行くのが怖い」と思っていた時期もありました。
トイレは怖くない場所、清潔で、明るい親しみやすい場所だということを子どもに感じさせることがポイントだそうです。
いよいよ実践!トイレトレーニングのコツ、アイデア。
では、いよいよトレーニング開始!その際に役立つ情報をリサーチしましたのでお伝えします。
①排泄の姿勢が大事
排泄する際の姿勢は、
①ひざを約90度に曲げる
②背すじを伸ばす
③上半身を少し前に傾ける
こうすることで、下腹部に力が入り排泄しやすくなるそうです。
また、便器に座り足がブラブラしていると体が安定しません。大人だって、便器に腰掛けて足が床にとどかなかったら排便しにくいですよね!補助便座の場合は、踏み台を置いてあげると安定して良いそうです。
②生活のリズムに合わせる
生活のリズムに合わせて「トイレ行ってみよう!」と声かけするのがいいそうです。朝起きた後・食事の前・お出かけの前・お風呂の前・寝る前など、1日の流れの中でトイレタイムを設けてみましょう。
③とにかく「ほめる」
トイレでオシッコやウンチが出たら、たくさん褒めて、褒めて、褒めまくりましょう!成功体験が自信をもたらします。トイレで排泄する経験を繰り返すと、子どものほうから「トイレにいく」と言うようになることもあるようです!
④ご褒美の活用
「ほめる」にプラスアルファするアイデアとして、トイレで排泄できたら、ご褒美に貼るシールを用意するのも効果があるそうです。また、スマホの「トイレトレーニングアプリ」で、子どものやる気をアップさせるものがあるようなので是非チェックしてみてくださいね。
⑤トイレを模様替え
トイレトレーニングの期間は、お子さんが喜びそうな空間へと「トイレを模様替え」するのもオススメだそうです。大好きなキャラクターのポスターを貼る。お人形やオモチャを飾るなど、トイレに行くことが楽しみになるような雰囲気にするのがポイント!
オシッコが命中すると色が変わったり、絵が浮き上がるという「便器に貼るシール」も販売されているようなので、そういう子どもが楽しめそうな物を活用するのも良さそうですね。
トイレトレーニングの注意点
最後に、トレーニングを開始してからの注意点をお伝えします。
それは、トイレに間に合わず漏らしてしまった場合の対応についてです。
「なんで間に合わないの?何度失敗するの!」「トイレでオシッコできないなんて恥ずかしい!赤ちゃんみたいだよ」など、自尊心を傷つけるような声かけをする、強く叱責する。また、あからさまに怒った表情、イライラした態度をする。これらは絶対にやってはいけないことだそうです。
子どもが漏らしてしまったことに「ネガティブ」なイメージを持ってしまうと、その後からトイレトレーニングを前向きに取り組めなくなくなってしまうことも…。今までオムツをしていたのですから、トイトレの失敗は当たり前のことなんです!おおらかな気持ちで、お母さんはドーンと構えて、失敗を受け止めてあげることがポイントのようです。
まとめ
いかがでしたか?幼稚園や保育園での集団生活が始まって、周りのお友達がトイレで排泄していると、自然にトイレでできるようになってしまう子もいるようです。まさに、うちの子がそうでした。幼稚園で「トイレでオシッコできたましたよ!」と先生から報告があった際に、オーバーなくらいに褒めてみたところ、次の日も成功→その次の日も成功…という流れで、すんなりオムツにサヨナラできました。
お母さんが焦っても仕方ありません。子供の心と身体の発達状態に合わせ、良い頃合いに!工夫もしながら、親子で楽しくトイレトレーニングするのが良さそうですね。
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この記事を書いた人
yukie
編集・ライティング担当
県南エリア在住
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