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2018-6-27

古河大輔(とちぎユースサポーターズネットワーク 理事・事務局長)|tochigi gene



メイン画像① 古河大輔 トチギジーン 人 インタビュー 栃木県 とちぎのしゅし

古河大輔 (小山市出身 益子町在中)
・NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク(理事|事務局長)
・カゼトツチ(代表理事)

「融合へのコーディネート」


宇都宮市に拠点を置き、行政や企業、大学などと連携して様々なプロジェクトを実行しているNPO法人「とちぎユースサポーターズネットワーク」。今回はその事務局長として現場を駆け回る古河さんに、お仕事や価値観のお話をうかがいます。

 

NPO法人 とちぎユースサポーターズネットワーク ロゴ 古河大輔 トチギジーン 人 インタビュー 栃木県 とちぎのしゅし

現在の活動を教えてください。

とちぎユースのコンセプトは「地域の課題解決」。その中でも「若者」にフォーカスして、地域で若者が活躍する環境をつくることがメインの活動です。「uターン・iターンの支援」や「地域のおこし協力隊の研修」「若者の学びの場つくり」など、若者の力を活かして、地域の課題解決を加速させようとしています。

 

地域の課題解決のポイントはあるのでしょうか?

たくさんあると思いますが、ひとつは若者と年配の方たちの「世代間の融合」、外から来た人たちと元々住んでる人たちの「地域内外の融合」でしょうか。そこがうまくいく地域は進化は早く。うまくいかなければ、新陳代謝ができず停滞が起こる。最悪、分離して若者も離れていく。

考える 古河大輔 トチギジーン 人 インタビュー 栃木県 とちぎのしゅし


事実、地域ごとに「人の営み」があり、そこには「現在までの流れ」を作られてきた年配の方達の「功績」や「歴史」があるんです。その点で、地方は、若者にとって新しい事がはじめやすそうで、実ははじめづらい一面もあります。地域に根づいて「違うやり方」で何かやろうとすると割と反対が多かったり。

 

しかし、「今までのやり方」だと今ある地域の課題は解決できない事も多い。そこで我々は、今あるものを「変える」のではなく、一緒に「創り出す」という意識を大切にしています。

 

組み合わせを変える

 

もうひとつは、、プロジェクトのクオリティを上げることやプロセスを変えること。これは2017年に宇都宮大学が実施した講座で講師としていらっしゃった西村佳哲さんがおっしゃっていたことです。

 

これまでと同じ「やり方や、人の組み合わせ」で取り組むのではなく、「新たな人」を入れて、「新たな取り組み」を生んでいく。組み合わせを変える事で化学反応が起きる。西村さんの話を聞いて、これまで自分が考え実践しようとしていたことをはじめて言語化できたのですが、とても重要なことだと思います。

重要 古河大輔 トチギジーン 人 インタビュー 栃木県 とちぎのしゅし

 

先輩に応援してもらえた人は、後輩を応援できる。

 

若い人たちが活躍する地域は、地域の方たちが応援してくれる地域。受け入れてもらえた人達は、20年30年後に受け入れる側になると、また若者を受け入れやすいでしょう。

 

今の地方は、どれだけ早くその体制を作れるかが鍵。変化を拒んでいると、硬直化し、若者も減っていってしまう。このあたりで「いい方向」に変化を促したいです。

 

年配の方たちだけが集まって未来を語っても、未来はない。今まで築いてきたコトに対して、若い人達や新しい人達を加えて、新たな未来を作る。融合が大切だと思います。

 

→なるほど。プライドを持って地域を築き、プライドを切り替えて若者を受け入れる。「カッコいい大人」というとチープかもしれませんが、切り替えて応援できる大人が多い地域は世代交代やバトンタッチしながら変化していけるのですね。組織も一緒かもしれない。

 

一方で、自治体の難しさは私も感じています。企業や個人なら理念やルールを自分達で決めれますが、自治体は全員アグリーってほぼ無理。進化という点では、地域に囚われず「ビジョンや思想」などで繋がっていく形にもチャレンジしたいですね。

 

今の活動をはじめるきっかけは?

 

はじまりは、2009年。現団体の代表である岩井や塚本が開催したワークショップに参加した事がきっかけです。その時の参加者は私一人でしたが。笑。

 

参加した数か月後に、「こんなプロジェクトがあるんだけど」って感じで誘ってもらい、活動を共にする様になりました。もう10年前なんですね。笑。

笑 古河大輔 トチギジーン 人 インタビュー 栃木県 とちぎのしゅし

 

丁度、青年海外協力隊として行っていたボリビアから日本に帰って来た時期で、今までの経験を活かして「何か活動できないか」と迷っていた時期でした。たまたま青年海外協力隊の時に、顧問として出会った白鴎大学(小山市)の先生によく相談していて、その方につなげていただきました。

 

そのワークショップを通して、栃木でも想いを持って動いている同世代の若者がいることや素敵な活動をしている先輩たちの姿を見て、この地域で働くのもいいなーと思うようになりました。

 

→出会いが発見や出会いを生んでいったのですね。

 

それまではどの様なご経歴だったのですか?

 

高校まで小山市で、大学から東北の仙台に行きました。大学の時から海外へバックパックで行ったこともあり、その頃から「海外に対して何か力になりたい」と漠然と思ってましたね。

 

ただ、まずは「自分で食っていく力」をつけようと、新卒で名古屋の会社に就職して。当時好きだった家具やインテリアの会社でした。仕事の裁量が大きい会社だったので大きい取引や、予算など任せてもらい、とても充実していました。

転機 古河大輔 トチギジーン 人 インタビュー 栃木県 とちぎのしゅし

 

4年が過ぎた頃、組織の上を見た時にこのまま頑張ってもスピード感のある大きな変化は生めないと感じました。そこで「今、動いた方がいいなぁ。」と青年海外協力隊へ応募。幸い受かって、ボリビアに行ける事になったんです。

 

→ボリビア!!!




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石川智章

この記事を書いた人

石川 智章

「栃木のしゅし」総合統括
県南エリア出身

ライフデザイン、WEBマーケティングの分野で実績を出し、都内ベンチャー企業の経営を歴任。親の闘病を機に栃木と東京の2拠点生活を開始。

栃木の魅力を「住む視点」と「観光する視点」から再発掘。人がイキイキする仕組みを考えます!

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