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絶滅危惧種「オキナグサ」 | 塩谷町大久保・鬼怒川河川敷

風にゆらゆら
ぽわんぽわん
このかわいいお花をご存じですか?
名前は「オキナグサ(翁草)」。
花の後に出る花柱が、白髪やひげの翁のように見えることから
このように名付けられたそうです。

言われてみれば、確かに…おじいちゃん感。?

こちらは白髪を紫色に染めているエレガントな印象。
ツヤツヤと光り、風にゆらゆらゆれる様子はとても神秘的でした。
じつはこのオキナグサは、環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている貴重なお花なんです。
以前は、日本全国の野原や草原でもよく見られたそうなのですが、残念ながら今は自然界で見られることはあまりないそう。
栃木県塩谷町大久保の河川敷では、毎年4月〜5月頃にこの珍しいオキナグサを見ることができます。
約4000株、これだけたくさん自生しているのは全国的にも珍しい場所のようです。
堤防に設置されている階段を降りて、およそ徒歩5分で群生地にたどり着きます。
なかなかの自然あふれる道なので、スニーカーで行かれることをおすすめします。
マナーを守って優しくご覧ください。
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この記事を書いた人
とちぎのしゅし 編集部
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