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2020-9-15

「サイエンス」で子どもたちの好奇心に火を付ける|一般社団法人 シモツケラボ|とちぎのSocialGood



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今回は栃木県下野市を中心に、理科実験・教育を行う「一般社団法人シモツケラボ 」さんをご紹介します!

シモツケラボ マーク

代表理事の宮内さん

 

シモツケラボ」の代表理事、宮内 恭兵(みやうち・きょうへい)と申します!

 

主な活動として、「理科実験教室やサイエンスショー」「出張理科実験ワークショップ」をおこなっています。理科実験と教育が大好きで、私自身も少年のような心を持っているから「子ども心」が良く分かるんです(笑)

 

どうしたら子どもたちが喜び、驚きと感動を与えられるのか?
さらに、どうしたら子どもたちの好奇心に火をつけられるのか?日々研究しています。

 

まずは、活動内容から紹介していきますね!

 

活動内容

①理科実験教室

 

親子で楽しく学べる理科実験教室を開いて、みんなでワイワイと実験しています!

 

最近だと、掃除機を作る実験をしました。

 

サイクロン式と紙パック式の仕組みを理解すると、どちらが使いやすいのか明らかになります。大人からも「あ~なるほど!」といった声や「私にもやらせて!」など、大人のほうが夢中になってしまうことも(笑)

 

実験には、幼稚園や保育園に通うくらいの子~中学生の子どもたちが参加。運営は私一人だけなので、大人も一緒に楽しめるように実験内容を設計して、保護者が協力しやすい環境作りを心がけています。

 

家族と一緒に学んだ思い出や知識は、子どもたちの将来につながっていきます。とても大事なことだと思うので、帰宅後も探究ができるように自宅実験用のテキストや実験材料を渡すなどの工夫もしています。

 

 

②サイエンスショー

 

サイエンスショーは小学校や幼稚園などの教育機関で開催することが多いです。

 

栃木県内の小学校では交通費、材料費は頂かず、ボランティアで開催しています。広報活動の一環としての意味合いもありますが、単純に小学校でサイエンスショーをやりたかったんです(笑)

 

巨大しゃぼん玉やピンポン玉のマシンガン、空気の実験や静電気の実験など、場所や人に合わせて毎回内容を変えています。

 

「やんちゃな子が多い」とか「お話を聞くのが好き」とか「体験するのが好き」とか、学校によっても特色があるんですよね。事前に生徒の性格を聞いて、参加者に合ったサイエンスショーができるように工夫しています!

 

 

③出張理科実験ワークショップ

 

サイエンスショーが終わると「私もやってみたい!」と子どもたちの好奇心に火が付きはじめます。そこで始めたのが、理科実験ワークショップです。

 

学校の教室でスライム作りをしたり、ジャイロ飛行機を作って遊ぶなど、簡単にできる理科実験や工作をしています。原理を学びたい子どもたちもいるので、遊びと学びがセットのワークショップになることもありますね。

 

学校の他にもショッピングモールなどの商業施設内、屋外など幅広い場所で開催しています。

 

団体立ち上げの経緯

①自分のやりたいことを探っていた時期

 

大学生の頃から理科実験や科学が大好きでした。研究職に就くことを考えたのですが道は険しく、食品会社に就職。味を決める中間原料の研究開発、営業も経験しました、でも自分には合わなかったですね。

 

合わないと思いながらも、しばらく働き続けていた時に東日本大震災があったんです。悲惨な被害状況を知り、生きたくても生きられなかった人たちのことを想うようになりました。次第に好きでもないことを続けていることに疑問を抱くようになって…。

 

それからは「自分のやりたいこと」を探るようになり、学校の先生になることを決意。大学に編入し、教員免許を取得して、私立の中高一貫校で働きました。

 

勤務先の学校で良い先生に巡り合えて、授業のノウハウや、どうやったら子どもたちの好奇心に火が付くかなど、様々なことを教えていただきました。

 

教えることがすごく面白く感じ、学校、家庭教師、2つの塾を掛け持ちして、朝から晩までずっと教えている期間もありました。休みはほとんど無かったのですが不思議と辛くなかったんです。

 

この頃から、子どもたちに何かを教えたり、子どもたちと一緒に楽しむことが好きだと気づき始めました。

 

 

②シモツケラボは屋台から始まった

 

教えることが好きだったのですが、これまでの経験から「実験教室」もやってみたいと思うようになったんです。ニーズがあるか試すために、まずは地域のお祭りやイベントの屋台でスライムづくり体験教室をやってみたら、長蛇の列ができて大ヒット!

 

その後は、公民館の会議室に20人くらい集めて実験教室を開催したら、こちらも大盛況!
子どもが喜んだり楽しんだりする瞬間を見られること、保護者の皆様から感謝していただけることが嬉しくて、半年くらい続けていました。

 

ある日、保護者の方々から「経営は大丈夫ですか?」と言われました。材料費しかいただいていなかったので、心配されていたようです。

 

「長く続けて欲しいから、ちゃんと経営してやって欲しい! シモツケラボの教室を作ってくれたら入りますから!」と言われたときは感動しました。保護者の方々からの後押しがあったので、シモツケラボの法人化を決めました!

 

活動への想い

①好奇心が抜け落ちている

 

高校生にもなると理科が嫌いになる子が多くなってきます。テストのために暗記しているだけなので面白くないんですよね。

 

本来の学びは、「体験」があって「なんで?」が生まれて、「好奇心」から「学び」につながると思うんです。スポーツや料理でも、まずやってみて、上手くいかなくて「なんで?」って考えて「学び」になりますよね。しかし、学校教育では時間に制限があるので詰め込みの授業になってしまう…。

 

今の子どもを教えていて思うのは、驚き、感動、好奇心が抜け落ちていること。考えたり、興味を持つのではなく、早く答えを教えてくださいみたいな。その結果、経験したことがないから、大人になった時に何が好きか、何がやりたいか、分からなくなってしまう。

 

 

②子どもたちの好奇心に火を付けたい

 

自分が何をしたいのかを探るときに「心のコンパス」になるのが、「子どものときに通った道」になります。

 

実験に興味を持ってくれた子どもたちは、様々な経験を通じて、自分の好きなことに気づいていく。一緒に参加している親も「子どもの新たな一面」に気づきます。

 

これまでの1年間は、参加した親子が楽しいなら良い!で進めてきました。改めて考えてみると、実験は「驚き・感動・好奇心・失敗・成功」が一度に体験できて、結果がすぐに分かるんですよね。だから、子どもたちが夢中で実験することに気づきました。

 

これからの教育において実験って大事だと思います。体験を通して「子どもたちの好奇心」が一番駆り立てられるものを見つけてくれたらいいなと思います!

 

コロナによる影響と活動

コロナ前からやっていたYouTubeのオンライン理科実験教室は、今も継続しています。


5月は、手作りの実験キットを各家庭に送付して、1対1のZoomによる実験も開催しました。個別授業なので「いつもより先生と話せて嬉しい」と言う子もいましたね。

 

リアルの活動については、開講日を増やし、人数を分散して実験教室をおこなっています。

 

コロナの影響で一時的に休講するなど、危機的な状況に陥ることもありました。

そんな状況の中でも会員の皆さまが誰一人として辞めることなく、シモツケラボを応援し続けてくださったおかげで活動を継続できたと思います!

 

今後の展望

今後は、オンライン理科実験教室にも力をいれていきたいと思います。

 

シモツケラボに通いたくても、遠方に住んでいるため通えない人たちがいます。そこで、複数人参加できるZoom実験教室を先月から始めました。お家にある材料を使用して、ミニ実験講座をやっています。また、実験キットを送ってオンラインで実験できる講座も開設しました。


これからも、子どもたちが、驚き、感動するような実験を絶えず創っていきたいです。
そして、地域に根ざし、長く愛されるような教室を目指します!

 

「栃木で挑戦しようとしている人に一言、お願いします!」

 

『栃木って夢を叶えられる場所だと思います。迷っているなら挑戦すべき。
とびこめば案外なんとかなるし、助けてくれる懐が深い地域です!』

 

参加・寄付の情報

シモツケラボのイベント情報は、公式LINEアカウントでいち早くお知らせしています。
イベントのご予約もできますので是非ご登録いただけたらと思います。

 

おうちで楽しめるシモツケラボYouTube理科実験教室も配信中です。

よろしければ、是非チャンネル登録をお願いします!


そのほかのイベントや体験授業など、ホームページ・Facebookから詳細をご覧ください!

 

団体の基本情報

団体名一般社団法人 シモツケラボ
活動ジャンル・テーマ教育・理科実験
活動エリア栃木県下野市、栃木県全域
設立年2019年
スタッフの数1人
住所栃木県下野市駅東3-2-24 第2直井ハイツ101
HPhttps://shimolabo.com
LINEhttps://lin.ee/8SSolwG
Facebookhttps://www.facebook.com/shimotsukelabo

編集部コメント

実験の思い出を振り返った時に、最初に出てきたのは「空気鉄砲」でした。

 

その場にいる全員が「何がおきるの!?」と興奮しているというか、実験を通して「好奇心や探求心」を参加者が共有しているような空気感がありました。すごく貴重な環境だったと思います。

 

そんな貴重な環境に身を置き続ければ、宮内さんのように「少年のような心」が身に付くのかなと思ったりもしました(笑)

 

シモツケラボに通う子どもたちは、実験や経験から好奇心に火がついていると思います。

好奇心に火がついた子どもたちが、これから出会う様々なことに夢中になることを考えると、将来が楽しみですね!

 

これからもシモツケラボさんの活動を応援します!

 




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藤本尚彦

この記事を書いた人

藤本 尚彦

リサーチ・ライティング担当
小山市在住
一般社団法人カゼトツチに所属。居場所を増やすこと、個人や団体の想いを地域の方々に届けることをテーマに活動中。
「地域の課題に取り組む方々の想いを届けて、協力者を増やしたい!」

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