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2017-7-17

池上知恵子(ココ・ファーム・ワイナリー専務)|tochigi gene vol 3



 

5、未来のしゅし

 

◆栃木県や足利市はどんな印象ですか?

 

そもそも地球に、国や県で線引いてどうするんだ。とも思いますが(笑)
栃木県は魅力のある県ランキングとかで最後のほうを守っているんでしょ?

 

他の県に「お先にどうぞ」と道をゆずる。うん。見上げた県だ!!(笑)

 

ランキングや点数に関係なく、栃木県には色々なところに、はたを楽にするために働いたり、人を楽しませている、魅力的な人たちがたくさんいる。

ココ・ファーム・ワナリー ブドウの花

 

◆「自分の道」や「自分にあった仕事」を考えている人にアドバイスをお願いします。

 

適地適品種 

 

ブドウの種類によって、合う土壌、合わない土壌があります。暑いところで良く育つ葡萄を寒いところで育てても上手に育ちません。結果的に、枯れたり、病気になりやすくなってしまう。

 

園生でも計算がまったくできないけど、コツコツと同じことを続けられる人がいます。その人に、計算が必要な作業をたのんでもしょうがないのです。

 

合っていない所に、無理に合わせる必要はないのかもしれません。無理をしない。目の前の事に対してできる事をする。

 

→人においても、体調不良や不調はアラートともとれます。かといって、自分を見ずに、環境だけ変えても、根本改善にはつながらず、また同じことをくりかえしかねない。「自分」と「環境」のどちらも理解してく為にも、理性と感性を大切に「生きる」。その上で「消えてなくなるものに、渾身の力を注げ」なんですかね。

 

 

広い視点で、寛容に

 

現代は、ある種の成功の形が過剰な気がします。自分の理想にこだわりすぎて、かっこ悪い事に「寛容」になれない。自分や他人に対して、不寛容になっていませんか?

 

もっと自分にも他人にも「寛容」になっていいんじゃないかって思います。

人に頼ったっていい。

どんな人も、昔は何もできない赤ん坊で生まれ、障害をもったり、病気になったり。そのうち老人になり、ほとんどの人が色々な事ができなくなって終末を迎えます。

働きざかりの人が「かつて自分が赤ん坊であったこと、そのうち年をとること」をあたりまえに「支えている」。そんな世の中こそ、いい世の中ではないでしょうか。

 

「子ども叱るな、来た道だもの。年寄笑うな、行く道だもの」って言うでしょ。

 

 

あとがき

 

池上さんは、とってもユーモアがありチャーミングな方でした。お話をしていて、論理的かつ明瞭でありつつ、私の意見を尊重し受け入れてくださる「温かさ」がある。「この人たちあっての、こころみ学園であり。ココ・ファーム・ワイナリーのワインがあるんだな。」と、合点がつきました。

 

悲しみに寄り添えるワインでありたい」。池上さんはおっしゃっていました。※その時だけ、池上さんの眼元が緩んでいた事は、私のココロと、この記事に残しておきたい。自然や園生と向き合っていく中で訪れる、かけがえのない「喜び」や「悲しみ」が、ココ・ファームやこころみ学園の「色」や「味」に繋がっているのかもしれません。

 

こころみ学園やココ・ファーム・ワイナリーの「活動」や「想い」にふれ、尊敬と共感から「その活動を応援していきたい」と素直に思いました。合わせて、自分自身が生きる世界でも、少しずつ「人に頼ったり」「人を支えたり」。できる事から「社会に関わっていく」事は、「彼らと共に」活動していくという事なんじゃないか。私はそう感じました。

 

あなたはどう思いましたか?

 

ココ・ファーム・ワイナリー ワインとイス

 

 

1、ワイン造るよー!
2、こころみ学園とココ・ファーム・ワイナリー
3、園生に教えてもらうもの
4、父から引き継いだもの
5、未来のしゅし

ココ・ファーム・ワイナリー

 

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石川智章

この記事を書いた人

石川 智章

「栃木のしゅし」総合統括
県南エリア出身

ライフデザイン、WEBマーケティングの分野で実績を出し、都内ベンチャー企業の経営を歴任。親の闘病を機に栃木と東京の2拠点生活を開始。

栃木の魅力を「住む視点」と「観光する視点」から再発掘。人がイキイキする仕組みを考えます!

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