大藤(日中)|まさに百花繚乱!世界に誇る「大藤」
毎年GWには各地で色とりどりの花が見頃をむかえますが、栃木県で花を楽しむと言えば外せないのが県南エリア、この時期の園内は至る所で藤の花が咲き誇り、その光景がアメリカCNN、「世界の夢の旅行先10ヶ所」に日本で唯一選ばれました! まさに夢の様な光景が広がる「あしかがフラワーパーク」の「藤」を日中と夜間の二部構成でご紹介します。
あしかがフラワーパークで最も有名なのは、樹齢150年におよぶ600畳敷きの藤棚を持つ「大藤」です。 4月中旬~5月中旬にかけてこの大藤が見頃を迎えると、日本のみならず世界各国の人々がこの藤を目当てにあしかがフラワーパークを訪れます。
入り口は西ゲートと正面ゲートの2つあります。
正面ゲートから入るには駐車場から少し歩きますが、園の外まで漂う花の香りを感じる事ができ、期待が高まります!
正面ゲートから入ってすぐに様々な花が植えられたフラワーステージが出迎えてくれます。
フラワーステージを越えて園の中央へむかうと、フラワーパークのシンボル「大藤」が姿を現します。
まさに絶景の一言! この大藤は600畳敷きの藤棚が2つ重なり合って出来ています。
頭上を覆い尽くす一面の紫は言葉を失うほど感動すること間違いなしです!
毎年この時期になると「ふじのはな物語~大藤まつり~」が開催され、期間中の夜間ライトアップなども行われますが、この様子は後編の記事でご紹介します。
奇蹟の大藤
あしかがフラワーパークはもともと栃木県足利市堀込町に「早川農園」として1968年に開園したのが始まりでしたが、1997年に現在の足利市迫間町に移設しました。 その際「大藤」は日本の女性樹木医第一号である塚本こなみ氏によって移植されました。
当時樹齢130年の移植は前例がなく常識を超えた前人未到移植プロジェクトに全国から注目を集め、日本で初めての成功例となりました。 ちなみに園内は三脚持ち込み可能です。写真が趣味の人はじっくりと撮影が楽しめます。
あしかがフラワーパークの見どころは大藤だけではありません! 先ほどの「紫」と打って変わって1面の「白」!全長80mにも及ぶ「白藤のトンネル」は、その美しさに心奪われます。
蜂にとってもここは楽園の様でしょう。
まだ見頃ではありませんでしたが、珍しい「きばな藤のトンネル」も見事です。
こちらは大変珍しい「八重黒龍藤」の藤棚です。花びらが何枚も重なり合い遠くから見るとブドウの房の様です。
園内には大きな池があります。
うす紅藤という藤が橋の上を覆う「うすべに橋」
この「大長藤」は池に隣接して植えられている為、夜のライトアップでの水面の映り込みが素晴らしいです。
そして「白藤の滝」。スクリーンに見立てた白藤の滝がライトアップで池に映り込む姿を想像すると期待に胸が踊ります!
大藤 4本 ( 野田九尺藤 3本、八重黒龍藤 1本 ) と 80m におよぶ白藤のトンネルは栃木県天然記念物に指定されています。
この他にも広い園内には紹介しきれない程の様々な花が咲いていて、一日中いても飽きない!
園内には休憩スペースがいくつか設置されているので歩き疲れても安心!レストランもあるのでお昼ご飯の心配もありませね!
甘いものが欲しくなったら、見事な藤色をした名物「藤ソフト」がおすすめです。
お花屋さんもあるので、お土産にお花の贈り物などいかがでしょうか?
まとめ
まるで夢の世界にいるような美しい光景が広がる「あしかがフラワーパーク」。 実際に目の当たりにする「大藤」は、あなたの想像を超える美しさに心奪われること間違いなしです。 また、広大な園内至る所で花々が咲き誇る園内は一日中いても飽きません。 家族旅行や写真が趣味の方、カップルのデートでもおすすめの観光スポットでした!
足利フラワーパーク全体紹介
大藤(日中)|まさに百花繚乱!世界に誇る「大藤」
大藤(夜)|ライトアップされ一味違う幻想的な世界へ!
100本の薔薇もいい!一面に咲き誇る薔薇はもっといい!!