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日光で地域の「オモシロイ」を掘り起こす|チャレンジ団体モグローカル|とちぎのSocialGood
今回は、栃木県日光市を中心に地域のオモシロイを掘り起こす団体
「モグローカル」をご紹介します。
目次
共同代表の江田さんと木藤さん
「モグローカル」共同代表の江田 加奈枝(えだ・かなえ)、木藤 利栄子(きとう・りえこ)と申します。
私たちは「オモシロイ」を作れる人を増やすことをテーマに、日光を拠点として地域づくりや場づくりに関する事業を行っています。
もともと私たちは小学生の時からの幼馴染で、日光(旧今市)の自然の中で育ちました。
小学校卒業後は別々の進路でしたが、社会人5年目に再会すると、地元日光が大好きな気持ちで一致して盛り上がったんです。
それから県内の他地域で行われている「土着的取り組み」を学び、2019年に「モグローカル」を結成しました。
木藤は日光市内に住みながら、江田は週末に東京から日光に帰ってきて活動しています。
活動内容
現在の大きな活動としては、「シェアスペースの運営」や「人材育成」、「日光の中と外の人を繋げるネットワークづくり」などに、それぞれが取り組んでいます。
①シェアスペース「△(さんかく)もぐらベース」の運営・人材育成
「△(さんかく)もぐらベース」は、2023年3月にオープンした今市市街のシェアスペースです。
飲食物の販売・提供の場やイベントスペースとして、毎月多くの方々の利用があります。
また、今市で活動している若者団体のサポートも行い、やりたいことに挑戦できる場をつくっています。
②ワーケーション事業・コミュニティづくり
ワーケーションは場所にとらわれない働き方なので、日光市外の人が仕事をしながら日光に入り込む下地づくりをしています。
具体的には、コーディネーターとして日光のおもしろい人々への接点を調整し、ツアーを企画しています。
それと同時に、市と連携しながら新しいことにチャレンジしたい地元の人のコミュニティづくりにも携わっています。
活動への想い
「モグローカル」という団体名は、「ローカルに潜って人の力を掘り起こそう」という思いで名づけました。
世間で一般的に知られている「日光」のイメージではなく、地域の人たちを深掘りして伝えたいと思っているので、「人との繋がり」はキーワードかもしれません。
日光の地域の方々が、それぞれの幸せな状態を自分でつくりだして、そんな人たちがまちに沢山いたら楽しいですよね。
お互いの興味や専門は違いますが、向いている方向は同じなので、日光で自分らしく生きる人が少しでも増えるように活動しています。
今後の展望
5年後までには日光のまちづくり会社を設立し、市民目線で取り組める場づくりや空き家再生事業をしていこうと考えています。
また10年後には、首都圏で「一番外国に近い場所」としてまちのブランドをつくりあげていきたいです。
そのために、全国や世界各地の人が自然と日光の関係人口になるようなコミュニティづくりに取り組んでいきます。
「栃木で挑戦しようとしている人に一言、お願いします!」
悩んでいたらとりあえず行動!
どう動いたらいいのかわからない時は、活動している人たちのイベントに行ったり話を聞きに行くことをおすすめします!
とりあえず外に出て、答えを探しに行きましょう!
参加・寄付の情報
◾️木藤の事業「kitrip」が企画する親子ワーケーション等
◾️自己理解×まち理解を深める会「金次郎プロジェクト」の各月開催企画
https://www.facebook.com/mogulocalnikko
※イベントを立ち上げますので、そちらをご覧ください。
団体の基本情報
活動エリア:栃木県日光市とその周辺、都内
設立年:2019年
スタッフの数:2人
住所:栃木県日光市今市649
メールアドレス:tabisurumogura@gmail.com
団体webサイト:https://mogulocal.com/
団体SNS:https://www.instagram.com/mogu_tabi/
編集部コメント
「日光」と聞くと東照宮や世界遺産のイメージが先行しがちですが、地域の人に焦点を当てて、新しい日光の一面を見出しているモグローカルさん。
今後は観光だけでなく、その地で暮らす人に会って会話することもまちの魅力になりそうですよね。
これからもローカルに潜っていくモグローカルのお二人を応援しています!
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この記事を書いた人
小松原 啓加
ライター
小山市・塩谷町在住
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