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2018-1-20

とちぎのしゅし編集記(総合統括)



 
こんにちは、総合統括の石川です。
 
今回は、「とちぎのしゅし」と「私」の転機となる出来事があったので、そのお話を書かせて頂きます。
 
 とちぎのしゅし ロゴ 観光
 

とちぎのしゅしの誕生背景

 
 
◆故郷を知りたい。
 
この「とちぎのしゅし」は、私が「地元である栃木県をちゃんと理解したい」と思った事から始まります。
 
簡潔に述べると、私は栃木出身ですが、栃木県全体の事をほとんど知りませんでした。
 
私は、大学から地元を離れ東京へ移住し、就職も東京の会社にしました。それから18年間は東京、神奈川、大阪の生活だったので生涯の半分は栃木県にいません。
 
さらに栃木県に住んでいた18歳までの幼少期は、行動範囲は限られています。栃木県を知っていると言っても実家の街付近の話であり、全域を知る機会はほぼありませんでした。
 
皆様はご自身の地元、出身県に関してどのくらい理解されていらっしゃいますか?
 
 
◆立ち上げのきっかけ
 
私は、2016年の年末まで渋谷にあるベンチャー企業のいち役員として経営に従事していました。
 
同時に、地元栃木で暮らす父の「闘病のサポート」もしていました。※2012年頃から4年間・月3回くらいのサポート。
 
2016年の夏頃に、父の命もいよいよ先が長くないという状態になった為、自分の中での優先順位を設定。
 
「父の近くにいれる時間は今しかない」という判断を元に、2017年に東京の会社の役員を退職、栃木県に法人を立ち上げる決断をしました。
 
同年から東京と栃木の2拠点生活を開始、ビジネスは別で展開しつつ、一方で「栃木県とどうせまた関わるならしっかり理解したい」と考え、動き出した訳です。
  

転機

そこから賛同してくれたメンバーと共に思考錯誤を繰り返し、栃木県内の「ヒト、モノ、コト」と出会いながらコンテンツを作り上げてきました。
 
そして、2017年12月に父が逝きました。
 
 
◆父との別れ
 
別れはいつだって突然ですね。「人が死ぬ」という事は、今までも大切な人達に教わってきていたので理解しているつもりでした。そして私個人としては、後悔の無い様に決断し、大幅に舵をきって行動する事もできました。
 
様々な悲しさは省略するとして、父との別れは、同時に、私にとっての「栃木県で活動する目的」が一つ失われた事になりました。
 
これが「私」と「とちぎのしゅし」にとっての再考の機会=転機という訳です。
 
 
◆今後の活動
 
私の時間と力をどこに使うか?今後の意向を簡潔に述べさせて頂くと「活動を続ける」と設定しました。
 
地元である栃木県の理解を深めながら、表現し、活性に繋がる何かしらのアクションを起こしていきたいと考えます。
 
活動理由を改めて整理しました。
 
1つ目は、父がきっかけとなり栃木と再度関わる事になり生まれたこの「メディアやご縁」を「引き続き育んでいきたい」と思えたから。
 
2つ目は、父が地域と深く関わる人だったから。
父は、和太鼓の先生として「夏祭りで子供達への指導」「中学校の体育祭での全校生徒の和太鼓演奏の企画・指導」「地元のお祭りでの村おこし活動」。「PTA会長」や「学童野球の監督」などなど。
 
改めて考えてみると、一般的な大人や保護者が避けて通る道を率先して対応していたんだと感じました。だから偉いとは言える事でもありません。さらに、今の私の感覚では、その時間を自身の「ビジネス展開」や「スキルアップ」に投資したいと考えてしまいます。この辺は、活動の中で少しづつ答えをだしていければ幸いです。
 
3つ目は、「とちぎのしゅし」の活動を通じて出会った方達に「とても魅力的な方」が多かったから。
※取材させて頂いた方々や、一緒に活動しているメンバー含め、都内でも出会った事の無い「発想」や「楽しさ」が地方にもありました。
 
4つ目は、家族、地域、などの「コミュニティ」の重要性と可能性を感じたから。
 
 
簡単にまとめると、これも「ご縁」なのかもしれません。

 

私の意思決定と行動プロセス

 
ここまで、私の個人的な事情も含めて記載させて頂きました。「なに個人的な事を書いているんだ!」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
 
しかし、「個人的な理由でヒトが動き、コトが始まる」訳で、この個人視点はコミュニティ(共同体)にとっても重要な要素になると考えます。
 
 
◆私の行動プロセス
 
今回の私の「行動プロセス」を俯瞰的に見て整理すると。
 
①「家族の闘病サポートや介護の機会」に直面
②「2拠点生活」を決断
③現状の組織を「退職」
④今まで培ったビジネススキルと人との繋がりから「拠点でビジネスを展開」
⑤その展開の中で「その地域や人の魅力や可能性、課題を再発見」
 
という流れです。
 
ザックリ要約すると「家族」との関わりから、地元の「地域」との関わりが再度生まれ、「ヒト、モノ、コト」との出会いから、更に「地域」との関わりが生まれていった、という流れでしょうか。
 
今回の行動の動機は「家族」=「ヒト」であり、活動の中で動機が高まったのも「ヒト」でした。
※逆に、「好きな人」がいなくなった場合、住む場所はもっと自由に選ぶと思います。
  
 
◆選択可能な「コミュニティ」
 
この様に、ライフサイクルの意思決定に応じて、関わるコミュニティ(組織、地域、人)も変わります。
 
私の個人的な意向としては、生きている内は出来る限り「好きな人と好きな場所」で暮らしていきたいと考えており、その実現の為に「力」や「発想」を構築している認識です。
 
※私の言う「好き」を具体的化すると「尊重し合える、共感し合える、建設的に意見交換できる、刺激を与え合える、支え合える」などでしょうか。
この情報、今はいらないか。
 
 

ライフサイクルとコミュニティ(共同体)

 
ヒトはライフサイクルの転機で、居住地や、関わるコミュニティが変化するとして。
 
代表的な「人のライフサイクル」と「コミュニティ」について整理していきます。
 
・人の「ライフサイクル」に関して
「進学」「就職」「転職」「起業」「結婚」「再婚」「子育て」「親の介護」「病」「死」など。
※多様化が進んでいる前提
 
・さらに「コミュニティ」に関しては
「出生地」「家族」「学校」「部活・サークル」「企業」「友達」「居住地」など。
 
※更に「技術の進化などの世の中の移り変わり」が加わり、コミュニティのその形も、関わり方も、日々変化していっている様に感じています。
 
 
◆時間軸でみるコミュニティ
 
また、コミュニティを時間軸で整理すると、「過去」「現在」「未来」に分けられ、現在から未来においては、関わるコミュニティは選択可能です。
 
「過去」
生まれてから幼少期に関わった。
「生んで育ててもらった親や親族。」「幼少期を過ごした地域や学校、そこで関わった人」など。
※こちらは選択不可能でご縁と捉える事できます。
 
 
「現在」
現在関わっている。
「学校」「組織」「居住地」「出生地」「家族」「趣味、サークル」など。
※こちらは過去の選択が関係しています。
 
 
「未来」
こらから関わる。作る。
上記現在と同じ。
※これは現在の意志に応じて選択が可能です。
 
 
◆変化するコミュニティとの関わり方
 
現代は、「通信インフラ」も整いつつあり、何処にいても誰とでも連絡がとれます。また以前に比べ情報が開かれ、どこに居ても様々な情報を得る事が出来ます。
 
この「情報やコミュニケーション」という視点で言えば、「距離の制限」や国や県、市、会社組織などの「境界線」は薄れ、どこに住んでも「好きな人と情報のやり取りはできる。」「一部の仕事であればこなせる」という状態です。
  
この視点だけで見ると、「居住地」や「会社組織」などのコミュニティ選択の自由度は上がっているのかもしれません。
 
一方で、闘病サポートや介護などに関しては、実際にその場にいないとできない事もあります。
 

あなたは「どんなコミュニティ」を選びますか?

ここまで述べてきた通り、ライフサイクルの選択で「関わるコミュニティ」が変わり。世の中の変化に応じて、コミュニティの「形」も変わります。

 

そして、情報インフラの変化にともない、人々の「暮らし方」「働き方」「関わり方」など、ライフデザインの選択肢は増えているのではないでしょうか。
 
 
物やサービスが豊かになったこの現代で、あなたはどんな事に「幸せ」を感じ、「何」を大切に生きていますか?
時間と労力を投資して得た「お金という手段」を「何」に使って、どんな「暮らし方」を選ばれていますか? 
 
 
個人視点での「親、出身地、企業、居住地」などのコミュニティ。都心や地方それぞれの地域視点で生じる新たな「可能性や課題」。そして企業で模索される新たな従業員との関わり方。など、これらの出来事に対しても「とちぎのしゅし」の活動を通じて、理解と思考を続けていく所存です。
 
その中で、皆様のライフデザインに対して、「発想」と「仕組み」の角度から、何らかの「ご提案」と「貢献」に繋げられれば幸いです。 
 
流れを受け入れて、まずは地元からというアプローチでいってみます。
 
以上。
 
長文、乱文失礼いたしました。
 
こんな感じで歩んでいこうと思いますので、引き続き、ご支援、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。



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石川智章

この記事を書いた人

石川 智章

「栃木のしゅし」総合統括
県南エリア出身

ライフデザイン、WEBマーケティングの分野で実績を出し、都内ベンチャー企業の経営を歴任。親の闘病を機に栃木と東京の2拠点生活を開始。

栃木の魅力を「住む視点」と「観光する視点」から再発掘。人がイキイキする仕組みを考えます!

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